1. PORTER TANKERとは?

PORTERの代名詞とも言える「TANKER(タンカー)」シリーズは、1983年に誕生したロングセラー。アメリカ空軍のフライトジャケット「MA-1」に着想を得たナイロンツイル素材は、軽量で耐久性があり、独特の光沢感が魅力です。裏地の鮮やかなオレンジも、タンカーならではのアイコン。
- 表地:ナイロンツイル(ポリエステル綿ボンディング)
- 裏地:レスキューオレンジ
- 特徴:軽量・耐久性・経年変化の味わい
2. なぜ今TANKERを買うのか
かつてはブームでかなりの頻度でPORTER製品を見かけましたが、今は人と被ることは多くないでしょう。一方で高品質であることは変わらず狙い目だと思います。現行品は素材変更や人件費高騰の影響でかなり高価になってしまいましたが、メルカリなどの二次市場では比較的状態の良い旧作タンカーが手頃に手に入るようになっています。今回購入したのは、8100円で出品されていたリュックタイプ。多少の使用感はあるものの、構造的なダメージはなく、むしろ「育てがいのある一品」。
- 購入価格:8100円(メルカリ)
- 状態:軽い汚れあり、型崩れなし
- 狙い目:リュック・ショルダー・ウエストなど定番型
3. 丸洗いに挑戦|自宅でできるケア方法
タンカーは水洗いが可能ですが、素材を傷めないように慎重なケアが必要です。今回は「エマール(おしゃれ着用洗剤)」を使い、優しく手洗いしました。
使用アイテム:
- エマール(中性洗剤)
- 歯ブラシ(柔らかめ)
- スポンジ(傷がつきにくいタイプ)
- 洗面器 or バケツ
- タオル(脱水用)
手順:
- 洗剤を溶かす 洗面器にぬるま湯を張り、エマールを規定量入れて泡立てます。
- 裏地の汚れを落とす オレンジの裏地部分は汚れが目立ちやすいため、歯ブラシで優しく円を描くようにこすります。力を入れすぎると毛羽立つので注意。
- 表面はスポンジでケア ナイロンツイルの表地は傷がつきやすいため、柔らかいスポンジで泡を含ませながら優しく撫でるように洗います。
- すすぎと脱水 泡が残らないようにしっかりすすぎ、タオルで包んで水分を吸収。型崩れ防止のため、吊るさず平置きで陰干しします。





4. 洗ってみての感想
黒なので元々汚れは目立たなかったですが洗浄後は、全体的にスッキリとした印象に。裏地のオレンジのカビのようなものは取れませんでしたが、パイピングの埃も取れて清潔感が格段にアップ。新品のような輝きではないけれど、「自分の手で育てた感」が愛着を深めてくれます。





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